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売れるお店にするために(02)地域一番店と経営理念

売れるお店にするために(02)地域一番店と経営理念

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お客様について考えるはいかがでしたか。自社のお客様に対するイメージは少しは変わったでしょうか。お客様の状況を理解するには継続的な取り組みが必要です。これはまた、どこかで。

地域一番店を目指して

私達がお店・会社のマーケティングを行う目的は、何でしょうか。

「 私たちのゴールは、商売を行っている地域・市場で、私のお店(商品)のブランドを確立すること !」 ではないでしょうか。言い換えると、「お客様が商品を購入しようと考えた時に、最初に思い浮かべるのは私のお店(私の商品)!」 になってほしいということではないでしょうか。

そうでなければ、お客様はお店にわざわざ足を運んではくれ無いはずです。実際には距離とか価格、時間、サービスとかが関係しますがそれらを含めて、店を決めているのですが。
インターネット販売では特にその傾向が顕著に現れます。私はWeb検索をする際に、検索キーワードを入力して検索を実行し、表示された検索結果で見るのは先頭とせいぜい先頭ページの次の上位3件、よほどのことが無ければそれ以降はみませんし次のページにはいきません。多くの方もそれほど違いはないはずです。

リアル店舗(Webのバーチャルに対して最近はこんな呼び方をするようです。いずれにしても現実と仮想の区分は必要なのでこの呼び方をするとしましょう)でも同じです。最初に浮かんだお店に行く場合がほとんどです。商品を買うお店として最初に浮かべてもらうためには、その分野での地域ブランドとしては一番であることが必要になるのではないでしょうか。

地域一番店になるためには何が必要なのかを考えてみると、やらなければならない事柄はいっぱい出てくると思います。あれもこれもと思い浮かべますが、まずは、その分野では1番になる事を目指す・・・これを意識しましょう。具体化はその次です。

頑張り続けるその理由・・・「事業を通じて何を解決するのか」

ちょっと哲学的になりますが、「地域1番店になる」という長い道を歩むには、頑張り続けることができる理由が必要です。この理由とは何かに相当するのが「創業の想い「創業動機」とか「経営理念」と呼ばれる物です。そんなもの・・・などと感じるかもしれませんがこれは大事です。

ご自身が創業者の方は特に「創業の想い」が強いはずです。日本には100年企業と言われる創業100年以上たって今なお営々と事業を行っている企業が数多く有りますがそういう企業には理念(家訓・家法と呼ばれる方が多いかもしれませんが)が必ず有ります。経営管理論ではそれら事業を行い何をなすかを「企業前提」と呼んだりもしますが、これが事業の方向性を定めたり頑張り続ける動機づけになっていることが意外に多いものです。

創業の想いとしては、市場(地域)のニーズや課題を思い浮かべそれを解決する手段として今の事業をやろうと思った方も多いのではないかを思います。そして、多くの優れたブランドは地域色が色濃く地元との連携で生み出されています。

(問い)
思い返してみてください。あなたがその事業を始めた時、何を実現しようと考えましたか、どのような事柄・サービスで地域の人々に貢献しようと考えましたか。

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