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店舗改善

売れるお店にするために(03)提供するサービスとは

前回は、地域一番店を目指すこととその努力をし続けるために、事業を開始した時の「想い」や「理念」を振り返ってみました。

お店の売りは何ですか

私達が商品を考える時には、次のような視点で考えていると言われます。

図を見てみるとわかり易いのですが、表のように階層構造を形成します。理論としてはこの階層には正確な名称が有りますが、考え方を理解してもらうために階層の名前は省いています。
内側に行くほど目に見えないものになります。私達がお客様に提供している製品・サービスの本質は、最も内側に相当します。

最も有名な例示としては「ドリル」の話が有名です。その話を私なりにすると・・・

私は、日曜大工でボルトで木材を固定するためにドリルを買うためにホームセンターに行きました。ドリ ルにはバッテリー駆動のものと電源接続タイプのものが有ります。台式の大型品もあればハンディタイプの物もあります。この部分が「物理的な商品」になります。

どの店で買うかを選択する際に、支払方法と保証を検討しました。「現金払い」だけか「カード払い」が選択できるか、保証期間は1年か3年か。この部分が「付帯サービス」です。

最後の「提供サービス本質」は何でしょうか。
実は私が本当に欲しかったものはドリルではありません。ドリルを使って空ける長形12mmの穴です。その穴は、キリで穴をあけてナイフやのみで穴を拡大して作ることもできます。しかし、それでは手間・ 時間もかかりますし手もつかれます。きれいにできるとは思えません。そこでドリルを買うことにしました。
つまり、ドリルの便益は「短時間で、手軽に、きれいな穴をあけることができる」です。逆に言えばこの便益が実現できるなら私はドリルを買うことはなかったはずです。

この3階層の機能やサービスを総合的に判断し、私たちは商品を選んでいます。

(問1)ドリルを買う以外の代替サービスはなんでしょうか。答えはこのページの最後にあります。

私たちが商品やサービスを通じてお客様にお届けしている物の本質がちょっとわかってきた気がしませんか。
そして、何か別のα(アルファ)を加えることでその価値をさらに高めることができるということも。

3つの訴求点を挙げてみましょう

私のお店、または商品・サービスをお客様に説明するケースを考えてみましょう。 (さらに…)

売れるお店にするために(02)地域一番店と経営理念

お客様について考えるはいかがでしたか。自社のお客様に対するイメージは少しは変わったでしょうか。お客様の状況を理解するには継続的な取り組みが必要です。これはまた、どこかで。

地域一番店を目指して

私達がお店・会社のマーケティングを行う目的は、何でしょうか。

「 私たちのゴールは、商売を行っている地域・市場で、私のお店(商品)のブランドを確立すること !」 ではないでしょうか。言い換えると、「お客様が商品を購入しようと考えた時に、最初に思い浮かべるのは私のお店(私の商品)!」 になってほしいということではないでしょうか。

そうでなければ、お客様はお店にわざわざ足を運んではくれ無いはずです。実際には距離とか価格、時間、サービスとかが関係しますがそれらを含めて、店を決めているのですが。
インターネット販売では特にその傾向が顕著に現れます。私はWeb検索をする際に、検索キーワードを入力して検索を実行し、表示された検索結果で見るのは先頭とせいぜい先頭ページの次の上位3件、よほどのことが無ければそれ以降はみませんし次のページにはいきません。多くの方もそれほど違いはないはずです。

リアル店舗(Webのバーチャルに対して最近はこんな呼び方をするようです。いずれにしても現実と仮想の区分は必要なのでこの呼び方をするとしましょう)でも同じです。最初に浮かんだお店に行く場合がほとんどです。商品を買うお店として最初に浮かべてもらうためには、その分野での地域ブランドとしては一番であることが必要になるのではないでしょうか。

地域一番店になるためには何が必要なのかを考えてみると、やらなければならない事柄はいっぱい出てくると思います。あれもこれもと思い浮かべますが、まずは、その分野では1番になる事を目指す・・・これを意識しましょう。具体化はその次です。

頑張り続けるその理由・・・「事業を通じて何を解決するのか」

ちょっと哲学的になりますが、「地域1番店になる」という長い道を歩むには、頑張り続けることができる理由が必要です。この理由とは何かに相当するのが「創業の想い「創業動機」とか「経営理念」と呼ばれる物です。そんなもの・・・などと感じるかもしれませんがこれは大事です。

ご自身が創業者の方は特に「創業の想い」が強いはずです。日本には100年企業と言われる創業100年以上たって今なお営々と事業を行っている企業が数多く有りますがそういう企業には理念(家訓・家法と呼ばれる方が多いかもしれませんが)が必ず有ります。経営管理論ではそれら事業を行い何をなすかを「企業前提」と呼んだりもしますが、これが事業の方向性を定めたり頑張り続ける動機づけになっていることが意外に多いものです。

創業の想いとしては、市場(地域)のニーズや課題を思い浮かべそれを解決する手段として今の事業をやろうと思った方も多いのではないかを思います。そして、多くの優れたブランドは地域色が色濃く地元との連携で生み出されています。

(問い)
思い返してみてください。あなたがその事業を始めた時、何を実現しようと考えましたか、どのような事柄・サービスで地域の人々に貢献しようと考えましたか。

売れるお店にするために(01)環境と私のお客様

売れる店舗(会社・製品)にするにはいくつかのポイントがあると思います。そのいくつかを一緒に考えていきましょう。

私のお店を取り巻く環境について考えてみましょう。

まず、今後の事業を取り巻く環境は、決して順風満帆ではないということです。経済・年金など老後の先行き不安感は、財布のひもを固くしがち、少子高齢化は市場が大きくはならないことを感じさせます。若い子育ての世代が少ない、子供が少ないということはそれだけで消費を縮小させるだろうことが想像できます。

これらのことは、新規の顧客が次々に獲得できる状況にはならないだろうと予感させます。しかし、そんな中でも事業は継続、発展させなければなりません。

市場の拡大が自社の業績を押し上げることに貢献しないのであれば、自社で何とかするしかありません。

そうすると、基本的には自社の内部資源の何かをよりどころにして企業の成長を図るしかないということになります。では、何に成長の芽を見い出せばよいのでしょうか。

お客様に着目してみる。私のお客様はどんな方?

新規顧客と既存顧客を考えた場合、どちらのお客様を大事にしたいと考えますか。「どちらのお客様が大事」で「どちらのお客様が大事でない」とは区別できないものです。

しかし、経済的な視点から言えば、既存のお客様の方が貢献度は高いと言われています。「既存顧客を繋ぎ止めるコストは、新規の顧客を獲得する場合に比べて6分の1から8分の1である」という経験則が有ります。数字の巾の審議は別にしても、なんとなくそうかもしれないと思われるのではないしょうか。

また、「お客様との学習関係」がお客様を繋ぎ止める障壁になるとも言われます。1人1人のお客様の趣味や好みを知った店員さんがいるとそのお客様は他店には移りにくくなるということです。

「△△さん、いるかしら」
「は~い。〇〇様、いらっしゃいませ。いつもありがとうございます。先日お買い上げいただいた☆☆はいかがですか?」
「ああ、あれね・・・」

こんな会話を別を店でできるようになるには、また多くの時間と体力を消費しなければなりません。この無駄が省けることがお客様にとってはとっても楽であり、そのお店を訪問するメリットになるのです。特に対面型の販売や専門店ではこの傾向が顕著です。

とは言っても、お店にそれ以外の、わざわざそのお店まで足を運ぶに値する魅力が必要です、いわゆるそのお店の「ウリ」です。そのウリを磨いて他社のお店にないものに磨き上げていくことが必要です。

さて、ここでお客様に関わる質問です。チョットやってみてください。

  1. あなたのお店の新規・既存のお客様の割合はどれぐらいですか?
  2. 既存・新規のお客様の比率は、3年前から本年まででどの様に変化していますか?
  3. 固定客は増えていますか、減っていますか?
  4. あなたのお客様はなぜあなたのお店を選ぶのか、その理由を知っていますか?

「売れるお店づくり」の基本的な考え方

「売れるお店づくり」の基本的な考え方って何でしょうか

私は、実際にお店を経営しているわけではありません。が、多くの経営者の方から売れるお店(会社・組織)づくりやHPを使った物販をどうすれば良いか等の相談をたくさん受けてきました。一方、一人の個人事業者として私の事業を進めています。

その中で、やはり商売を進める上で「ここは大事よ」というところがあると感じています。 店舗改善_マーケティング過程

マーケティング理論を学術的に学ぶ(理解する)ことは別の方にゆずるとして、マーケティング理論の目的は「売れるための仕組みを作りましょう」です。大雑把に見ても図のような枠組みになります。多少学んだ方法によって差異はあると思いますがご容赦ください。

でも、これを見て「よし、やるぞ」とは、とてものこと思えません。まず、専門用語がずらりと並び、その一つ一つを実施しようとすると具体的にはどうするか、という疑問が出てきます。マーケティング関連の書籍には、各々の事柄の解説がされていますが実際に取り組もうとするとその解説では解決しない疑問が次々に出てきます。で、また別の書籍を購入する、セミナーに参加する・・・てな、ことが起こります(私の経験談)。

ご興味のある方は、是非セオリー通りにチャレンジしてみてください。もちろん、私も一通りはできるんですよ。!(^^)!

中小企業事象者やパパママストアの経営者の方には、ざっくり「3つの施策」+「モニタリングの仕組み」の4つぐらいができれば十分だと私は考えます。

「3つの施策」と「進捗管理」

私のお勧めの「3つの施策」とは、マーケティング理論の中に定義されている事柄の中から特に大事だと感じた項目ですので、特別な事柄ではありません。

「3つの施策」とは、

1.お客様って誰ですか。(お客様の識別と要望の理解)
2.お店・商品の売りを考える。(他店と違う独自のセールスポイントは)
3.どうすればお客様は喜ばれますか。(販売促進やイベント・催事)
+1として「モニタリングの仕組み:進捗管理

です。これは、考えるの時の最低限の要素だと私は考えています。 (さらに…)

「売れるお店」になるためには何が必要か

実店舗での業績を、ネット販売でカバーはできません。

大手スーパーやショッピングモールでは、多くの専門スタッフが自分の専門分野で働いており、専門性を生かして売上・収益の向上を目指して改善を進めることができます。
しかし、それ以外のお店ではどうでしょうか。お店の多く個人商店だったり中小企業です。「個人経営のお店では人でもないし、資金もない。第一毎日のルーチン行が精いっぱい。忙しくて業務改善なんてやっている暇はない」と思われているのではないでしょうか。

もっと来店数を増やしたい、もっと売り上げを伸ばしたいと考え、その答えとしてネット販売を考えられる方もおられます。ネット販売ならもっと売れるんじゃないかと考えられる方もおられます。私は商工会議所の窓口相談でそういった方の相談にのることもあります。

たしかにネット販売は実際のお店を構えるよりは初期投資も少なくて済みますし、接客するためのスタッフもいりませんし、接客教育を従業員にする手間もかかりません。
だから簡単にできるかと言えば、それはNoだと私は考えます。自店のHP(ホームペイジ)やECサイト(商品販売の専門サイト)を作ればうまく行くでしょうか。モール(楽天・ヤフーなど)に出店すればうまくいくでしょうか。
モールでは様々な販売促進を支援してくれますが、一番のポイントは自店の魅力や販売している商品力(商品の魅力)です。

自店でHPやECサイトの運営は、外から見ると簡単そうに見えます。しかし、多くの通信販売業者は価格競争にさらされ、1円の利益を確保するために非常に多くの努力と作業を行っています。そして多額の情報システム投資を行っています。お客様の顔が見えないゆえにお客様が満足に感じてくれるサービスを提供することに関して、店舗で実際にお客様の顔を見ながら進める商売とは違う苦しさが有ります。

個人経営のお店でもできる「売れるお店づくり」とは

(さらに…)