ファウンドアクトは御社の経営や業務にかかわる改革・改善の取り組みを支援します。

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ホームペイジ

000.ホームページの制作と活用(コンテンツ紹介)

ここは目次です。

≪序章:ホームページ開設の意義≫

ホームページをどう使うか、ホームページに何を求めるのか、販売にホームページを活用しようとする場合、実店舗販売と何が違うのか等々

010.あって当然の時代になったホームページ(ホームページ制作の意味)
020.ホームページ制作の前に (インターネットマーケティングの特徴)
030.ネット販売と実販売では「消費者行動モデル」が違うんです」

≪ホームページ作成のポイント≫

これからホームページを作成しようとする方へ、ホームページが開設されるまでの作業についてざっくりと説明しています。

110.ホームページ作成の手順

≪ホームページ作成の具体的な作業に沿って解説しています≫

210.ホームページの「目的」を考える
220.HPを見る人は誰ですか
230.「目的」を達成するために必要な業務(ページ)を考える


今はここまでです。

■■■ ファウンド・アクトがご提供するホームページ作成支援 ■■■

ネット販売と実店舗販売をリンクさせて売れる販売促進を実現

ファウンド・アクトでは、ホームページ作成の支援を実施しています。ファウンド・アクトは、ホームページ作成を御社のマーケティング活動の一つとして位置づけ、統一されたマーケティング活動となるようにホームページ作成と活用を調整します。

ファウンド・アクトでは、ホームページ作成を同時に御社のマーケティング活動点検の機会としてとらえるので、ホームページ作成のみでなく御社のマーケティング活動全体も再点検します。
これによって「単にホームページが開設された」より大きな効果を目指します。

お気軽にご相談ください。
詳しくお知りになりたい方は、問い合わせフォームにてお問い合わせください。その際、お問い合わせ内容欄に「ホームページ制作の相談」と入力してください。

010.あって当然の時代になったホームページ(ホームページ制作の意味)

中小企業の支援の一つとして「ホームペイジの作成支援」があります。
内容は、「ホームページ(HP)を活用して商売をしたい」「自社の販売活動を強化したい。それにホームページを使いたい」「ホームページを作って当社の扱っている〇〇商品を販売したい」という企業様を支援することです。

以前には、「実店舗で売れないのでホームページなら売れると思うので、ホームページを作りたい」という方もおられました。ホームページと言えどもお店です。インターネットなら手軽にモノが売れる・・・というのは幻想です。インターネットでも「商品自身に魅力がなければ売れません、お店に魅力がなければ決して売れません。」
これは、インターネットでお店をオープンする前の・・・前の・・・作業です。

ホームページの制作も「お店づくり」です。ホームページがあればいいというものではないので、それなりの準備と手間がかかります。そして、ホームページ(お店)に集客するための作業を行わなければいけません。

私は、ネット通販の会社さんとお付き合いさせていただいてますが、初めてネット通販の実態を目にしたときはその特殊性にとても驚きました。この分野ははっきり言って片手間でできる事業領域ではないと・・・。 (さらに…)

020.ホームページ制作の前に (インターネットマーケティングの特徴)

インターネットでの販売と実店舗での販売と比べた場合、どのような違いがあるかを考えてみましょう。

Webサイト(HP)に対する勘違い

HPは、バーチャル世界とはいえ「お店」です。繁盛しているお店には「それなりのわけ」があります。

HPは、実世界のお店に比べて、お金をかけずに運用できる、 運用も簡単、 集客もそれなりにできる、なんて考えるのは大きな間違いです。

ネット販売でも「うり」が大事

インターネットを利用してショッピングする人たちの理由は何でしょうか。ある調査によると、「価格」「品揃え・在庫」「ポイント特典」「限定商品」といった理由が上位になる・・・とのことです。

多数店舗がひしめくモールほど価格競争が厳しく、ネット単独店・店舗系ではいつでも注文できるよう在庫があることが重視されているのだそうです。
商売は実店舗でもインターネットマーケティングでも同じという事です。

繁盛しているネットのお店にはそれなりのわけがあります。
ネット通販でも他の店舗にはない魅力が必要です。それは、他店では扱っていない独自の商品、希少価値の商品の品ぞろえが充実している、スピード配達が可能、低価格販売(競合他社との競争がし烈になるネットの競争要因は価格でしょう)などによります。

競争要因の1位は「価格」です・・・つまり安売りをする・・・薄利多売という事ですね。つまり、リピーターとなる顧客をつかむには割引が必要という事です。多くの企業がネット販売に参加する際に、どこで他店と供応するかというと「低価格販売で競争しようとします」これは最も安易な競争ですが、これができるのは大手だけです。

真の競争力は、付加価値の創出にあるべきだと考えています。つまり他店にはない独自性です。他社にない「うちだけの価値あるオリジナ商品、またはサービス」があることです。

うちにはそんなものないなあ。・・・ いえ、そんなことはありません、必ずあります。長年にわたって営々と商売をされている会社さんには、こういった光るものが必ずあります。

ただし、その良さがネット販売で行かされるかどうかは別物ですので注意しましょう。

そして価格競争引以外のところで競争するということを目指しましょう。御社の「売り」を考えてください。

インターネットマーケティングの特徴

030.ネット販売と実販売では「消費者行動モデル」が違うんです!

実世界での購買しようとする人の行動(消費者行動といい、それを模式化したものを消費者行動モデルと呼びます)は、インターネットで購買をする場合の行動は違うて知ってました。同じものを買うにもインターネットの機能。特性が現れるようです。

ネット販売を考えるならこんなこともちょっと考えてみましょう。

実世界での消費者行動モデルとしては、AIDMAがあげられます。このモデルは、一方通行で後戻りはしません。

AIDMA

 

 

 

 

インターネットの世界では、AISAS(アイサス)となります。このモデルでは、ネットの機能を使用して、拡散や循環を繰り返しながら、興味や知識が蓄積していくそうです。SNSの「いいね」とか「シェア」の機能ですね。
このモデルの他にも「AIDEES(アイデス)」「AISCEAS(アイセアス/アイシーズ)」というのもあるようです。

これはよい評判でも悪い評判でも同じと考えがちですが、良い評判は3人に伝え、悪い評判は7人に伝えるというデータもあるそうです。AISAS

 

 

 

 

 

 

 

 

110.ホームページ作成の手順

ホームページを開設するまでの流れはおおむね次のような流れになります。

2.開設手順

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ホームページ作成の大きな3つの作業

私は、作業としての大きなくくりとして、「ホームページのコンセプト設計」、「組織設計」、「ホームページの制作」に分けています。

ホームページを作成したいという方の想いとしては早く目に見える形のものが欲しいでしょう。だから、出来上がったページの見栄えとか見え方とかイメージとかをすぐにでも固める作業を行いたいと頃なのですが、その前にやっておかなければならない大切なことがあります。

私は、それは「ホームページのコンセプト設計」、「組織設計」だと考えています。

ホームページのコンセプト設計

HPを誰に見てほしいか、訴求したいことは何かを明確にしてコンテンツの骨子を定める、現実世界で行っている業務との関連などを整理するなどの、ホームページを開設する目的や方針を定める作業を示します。

組織設計とは、ホームページの担当者をさだめ、マーケティング活動が組織全体として協調しながら進めることができるような体制・報連相の仕組みを作ることを示します。

ホームページは宣伝媒体の一つです。ホームページがあるから実世界での営業活動・宣伝広告活動は一切ないなどと言うことはありません。従って、実世界で行っている組織活動とホームページで行う宣伝・販売活動が連携して相乗効果を出す湯にすることが必要です。

組織設計

ホームページは宣伝媒体の一つです。ホームページがあるから実世界での営業活動・宣伝広告活動は一切ないなどと言うことはありません。従って、実世界で行っている組織活動とホームページで行う宣伝・販売活動が連携して相乗効果を出す湯にすることが必要です。

組織設計とは、ホームページの担当者をさだめ、マーケティング活動が組織全体として協調しながら進めることができるような体制・報連相の仕組みを作ることを示します。

この2つができてようやく3つ目の作業として「ホームページの制作」です。この作業は、ITベンダー(ホームページ作成会社)に依頼する、または自身で制作するかの2つがあります。今は製作するためのフリーのホームページ作成ソフトやインターネットデータセンター(プロバイダー)などのIT環境も整ってきたので、以前に比べて制作も楽にできますしのホームページの機能も充実しています。

HP構築を自社の魅力を明確にする機会にする

(さらに…)

210.ホームページの「目的」を考える

ここからは、「ホームページのコンセプト設計」です。2つの大きなテーマがあります。1つは、「HPを誰に見てほしいか」、もう一つは「HPでの訴求点を明確にする」ということです。

ここで検討することはホームページの開設にだけ必要なのではなく、海谷の営業活動やマーケティングでは必ず考えなければならない事柄です。ホームページの開設と言うことをきっかけにして一度は考えていただきたい事項です。

すでに検討済みですと言われる方は、読み飛ばして構いません。

ホームページ作成の目的は何ですか

まず最初にあなたがホームページ作成をしてやってみたい事柄【目的】は何ですか。

1.趣味のホームページを作って私を知ってほしい
2.仲間とやっているサークルやイベントについて、サロンとして情報を共有したい
3.商品を販売するための宣伝に利用したい(宣伝が主で、注文はFAX等で行う)
4.商品を販売したい(宣伝と注文の両方を、ネットで行う)

ここでは少なくとも「商売にホームページを活用し宣伝したいと考えている方」を対象として説明を展開していきます。もちろん、1や2を目的にされる方についても、話題になるためのホームページを作成する方法としてお役に立つはずです。

3をやるか4までやるかによってホームページに必要な機能が異なります。それに対する対策は次項で行いますが、目的と訴求点は密接な関係がありますので、まずホームページ作成する際には必ず考えていただきたいこのことから考えていきます。

あなたが提供する商品・サービスの訴求点は何ですか

あなたが同業他社と比べて、「これが売り」「ここは他社に負けない」という商品の特徴、サービスは何ですか。当社のこれを知ってほしい、打ち出したい特徴(アクセス者から見た「当社を選ぶ理由」)が何かを明確にしましょう。

ここで明確にしたいことは独自性USPUnique Selling Proposition = 独自の販売と提案力)」と呼ばれたり、「当社の売りは〇〇〇です」などに相当します。あなたの会社が販売している商品は他社でも買うことができますか。もし他社からでも購入できるなら、他社ではなくあなたのお店から買いたいと思わせる理由が必要です。

2.商品サービスの訴求点

これが明確になっていないと、どこにでもあるHP・どこにでもある商品説明となってしまいますし、HPにアクセスした方にとって価値がないページへの訪問としてすぐに離脱してしまいます。

ちなみにHPに来たけどそのまま離脱してしまう割合のことを「直帰率」と呼び、HPでのアクセス解析ではとても重要な指標になっています。

あなたの商品やサービスの特徴は何ですかと聞かれて、あなたは「うちのお店の特徴はこれです」と答えることができますか。

あなたのお店の所品・サービスの特徴を表にまとめてみましょう。
HPへの訪問者に商品・サービスが優れていることを納得させるコンテンツを整備する作業を行行うので、時間がかかってもじっくりと取り組んでください。

220.HPを見る人は誰ですか

「企業が発信するホームページ・公式ページ」には、様々なネット上の動線をたどって「情報の確かさ・安心感」により最後にたどり着く、または検索によってたどり着くことになります。

しかし、たどり着いたページが期待外れだったなんて経験は誰にでもあるはずです。どんな方にも喜んでもらえるお店はありません。ホームページを訪問されたお客様に確実に届く内容にするためには、お客様像を明確に描いて絞り込む必要があります。

御社の製品・サービスを「どの商圏」まで広げて「どのような顧客層」に対して提供していくのかを明確にすることが必要です。

≪ やってみよう ≫
あなたが開設したいHPは、対象とする顧客の特性によって訴求の仕方(販売促進策や商品説明)や訴求点が変わります。その特性とは、例えば次のようなものです。あなたのお客様について整理してみましょう。

2.顧客を考えるヒント 2.顧客を考える表

あなたのお客様はどんな方ですかと聞かれて、「私のお客様はこんな方です」と答えることができますか。

企業は宣伝やマーケティングに投資できる金額には限りがあります。広範囲の人に向けて宣伝するマスマーケティングを行っていけるほどの経費を持っているのは一部の大企業だけです。そして大企業ほど、顧客の絞り込みや顧客の分析を懸命にしてます。

230.「目的」を達成するために必要な業務(ページ)を考える

HPでは各ページが実世界での業務に相当します。2.業務を考える表

 

 

 

従ってHPでどの業務までを実現するのかを決めておくことは大切です。

(例)
決済方法・購買確認のページを作るなら
・「与信管理」はどうしますか
・「決済方法」は何を利用可能としますか
・クレジット支払いができるならどの業者のどのサービスを活用しますか
・実世界との業務の不整合は起きないか
・面倒な作業が発生しないか
などを事前に想定しておくことになります。

次の図は、ホームページと実世界での作業の役割分担を大まかに考えた例示です。2.実世界とネットの連携

 

宣伝・購入の意志決定までをHPでやらせて、注文は書式をダウンロードして記入しFAXにて注文を受けるのであればHPの機能はシンプルになるはずです。

ネットで注文の確定、決済方法の確認、物流手配までも行うのであれば、ECサイトの機能が費用になるので、HPの機能がかなり複雑になります。

どこまでをHPの機能とさせ、実業務とどのように連携をさせるのか・・・その流れを整理してみましょう。

次のような事柄を検討してみてください。A3用紙に上の図のような業務の流れを描いてみてください。2.業務を考えるヒント