ここからは、具体的な分析手法を示します。
どのようにデータを見ていくか、データ分析をどのように経営に役立てるかの基本的な考え方を見てみましょう。
ここでは、スーパーAの分析を行うとしてどのような手順をなるかを想定してみました。
これらのグラフはほとんどはEXCELを用いて作成することができます。
経営全体の状況を見るには、財務に関する重要な指標をレーダーチャートで見てみる、損益分岐点図表等で利益が発生する時期はいつかを予測するなどです。
レーダーチャートの指標は、損益計算書・貸借対照表などから主要な財務指標を算出し、表にまとめます。
表からチャートを作るのはExcelなどのツールを使用しましょう。
2.部門別業績の把握
次は、この業績を生み出している原因は何かを知りたいですよね。切り口としては、部門(カテゴリー)別月別の売上高と利益率等から部門別の業績を把握することにしましょう。
部門ごとの金額は棒グラフ(左の縦軸)で表すことにします。同時に利益率も見たいですが金額とスケールを使用すると%はほとんど見えないので、%スケール(右縦軸)を利用して折れ線グラフで描くことにします。
一般食品がずば抜けて高い売上を示しています。これは意図してそうなったのでしょうか、それとも・・・
3.期間比較(全社) (さらに…)