働く私たちにとって「働き甲斐があること」や「充実した会社生活をおくること」はとても重要なことだと考えます。日常生活の中では、時間をとってこのことを考えることはあまりしないと思います。
今まで製造現場にいたのに営業職に代わる職種転換や転勤、出向などの打診があった時などに、私の仕事や家族、今までの人生や経験などを振り返り、「ふと考えてみる」かと思います。
このような転機が依然と比べて多くなってきたと感じておられる方も多いのではないでしょうか。確かに私たちを取り巻く「働く環境」は大きく変化してきています。それは、少子高齢化や労働人口の変化、国際化などの経済面などが影響しています。そして、しばらくの間は今後もこの変化は続くと考えられてています。政府や厚生労働省は、働き方の変化に対応できる社会整備を進めていますが、「私たち働く一人一人も、自らこの変化に対応すること」が求められています。
基本的には、一人一人が自分の人生に責任を持つことが求められてくるのだと考えています。このためには、経営を進めるうえで「経営戦略は経営の羅針盤」と呼ばれるようなものが、人生や会社生活を歩んでいくうえでも持っていることが、人生の様々な転機やリスクを軽減する一つの方法になるのだと言われています。その一つとして「キャリアプラン」があります。
「キャリア」なんて仕事の上だけのもので、会社ないでどのような役職や地位になるのかを考えるだけのもの・・・以前、サラリーパースンとして働いていた時、私はそう考えていました。現在、社外から経営改革や業務改善を支援する傍ら社員教育や研修にも携わらせていただきながら、実はそうではない、「キャリアプランや人生の目標を持つことは、より良い人生をおくることに役立つ」ものであるんだということを感じています。
キャリアや自己理解などについてご興味のある方は、ちょっとお立ち寄りください。